北京清華長庚病院が発表した情報によると、同病院はこのほど仙椎高位骨巨細胞腫の患者に根治術を施した。患者は12日に退院。同手術は仙椎高位骨巨細胞腫を完全に切除し、かつプリンターで作成したオーダーメイド型の人工椎体を埋め込むという、世界初のケースとなった。汎用型人工椎体と異なり、プリンターで作成する人工椎体は患者の椎体の形状に合致し、かつ独特なロックシステムを持つ。同手術により、患者の脊柱・骨盤の安定性を再構築することに成功した。光明日報が伝えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年6月15日