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「香港・珠海・マカオ大橋」、工期わずか7年で完成の見通し (2)

人民網日本語版 2016年06月20日14:47

○世界最長・最深の海底沈理トンネル、新規特許は400件以上

島トンネル工事が建設工事の分野で克服しがたい難関工事の「王冠」だとすれば、海底トンネル工事は、その「王冠」に輝く一粒の「真珠」と言えるだろう。では、「王冠の真珠」である今回の海底トンネル工事は、長さ6.7キロメートルに達する深海航路区内で、どのようにして進められたのだろうか?

理論上では、沈理トンネルは、剛性と軟性という2種類の構造体系しか備えておらず、通常、工事部分の深さは2,3メートルにすぎない。30万トン級航路を確保するために、「香港・珠海・マカオ大橋」では、深さ40メートル以上の海底にケーソン(潜函)を沈める必要があった。このためには、どういったケーソン構造が求められるのであろうか?国内外トップレベルの技術者たちによる共同研究・開発によって、全新型の「50%剛性」型ケーソン構造が開発され、深い海底にケーソンを沈める構想が現実化され、「一滴の漏れもない」海底トンネルの建設が初めて実現した。島トンネル工事の設計・建設プロセスで生まれた発明特許および新型実用特許は400件を上回った。(編集KM)

「人民網日本語版」2016年6月20日


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