初期の海外における中華料理店はどこも小規模で、メニューも魚香肉絲や麻婆豆腐といった家庭料理が多く、種類も少なかった。しかし今や、中華料理が発達した米国やオランダ、英国、ドイツ、フランスなどの本格中華料理店ではどこも豊富なメニューを取り揃えている。
○中華料理一筋から、業界の垣根を超えた発展へ
一部の中華料理店はコストを削減するため、大手サプライヤーに代物を提供している。また実力のある中華料理店は食材・食品加工機器、キッチンツールの供給などに事業の手を広げている。このほか、広告業、観光業、不動産業などと提携する店も出始めている。
○飲食文化の普及から中国文化の普及へ
中華料理は中国文化を伝える重要なキャリアである。海外の中華料理店が伝える文化的要素としては、調理文化、歴史文化、装飾美術、音楽、書画芸術の5種類が挙げられる。(編集SN)
「人民網日本語版」2016年6月28日
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