中国では最近、女優の趙薇(ヴィッキー・チャオ)の監督2作目の出演者に関するスキャンダルが続いている。今度はその批判がかつて同映画のロケに参加したと噂されている日本で活動するファッションモデルで女優の水原希子にも向けられた。天安門に向けて中指を立てた画像にインスタグラムで「いいね!」をつけたことや靖国神社に参拝したことが、「中国を侮辱している」と批判の的となり、それに対して水原は15日に謝罪動画を公開した。「朝日新聞」や「日刊スポーツ」などの日本のメディアや韓国の芸能サイトもこのニュースに注目している。日本の主流メディアが中立の立場をとっているのに対し、日本のネットユーザーからは「彼女は日本人ではない」と一線を引くコメントもあれば、「謝罪する必要はない」というコメントもあり、その反応は様々だ。環球時報が報じた。
水原は15日に公開した動画で「靖国神社に参拝した」とされる画像と「旭日旗の前でポーズをとった」とされる画像について「明らかに私ではない」ときっぱり否定。2013年に、インスタグラム上で天安門広場の前で中指を立てる友人の画像に「いいね!」をつけたことについては「後から不適切な写真だと分かり、あとから『いいね!』を取り消した」と釈明した。「日刊スポーツ」は水原が動画の中で「すべての中国人に心からお詫びする」と語っていることに関して、「リスク管理のために、所属事務所から命令されてやっている」と指摘している。
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