シンプルな結婚式は、確かに様々な面でシンプルにまとめている。会場をごてごてと飾り付けることも、感動的なシーンもなく、結婚立会人の挨拶や両親への敬茶(子から親へ感謝の気持ちを込めて茶を捧げる)さえ省略する場合もある。岳さんは「伝統的な結婚式で行われる風習は、多くの1990年代生まれにとって、煩わしい虚礼にすぎず、時間の浪費とさえ考えているが、両親はこれらは結婚式になくてはならない内容だと思っている」と説明。
従来のようなホテルウェディングは、近頃は好まれない一方で、「ハネムーンフォト」を撮影する新婚カップルはますます増えてきている。「ハネムーンフォト」とは、カメラマンやメイクアップアーチストが新婚夫婦のハネムーンに同行し、美しい自然をバックに結婚写真を撮影したり、あるいはハネムーン中のさまざまなエピソードを記録すること。史康寧・総幹事は「2年前、『ハネムーンフォト』の撮影で三亜を訪れた新婚カップルは10万人あまりだったが、昨年は30万人に増えた。彼らの多くは1990年代生まれだ」と話した。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年7月19日
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