通信事業者・中国電信(チャイナ・テレコム)が15日に発表した情報によると、14日午後6時半、68時間に渡る努力が実り、南沙諸島の渚碧(スービ)礁に建設していた中国電信の第4世代移動通信システム(4G)基地局が開通。これには、中国電信は同諸島にある7つの島・礁を4Gネットワークでカバーした初めての通信事業者となった。中国新聞社が報じた。
2015年以降、海南省南東部の三沙市の建設がさらに進み、同市の通信の需要を満たし、政府の南中国海戦略を支持するため、第2世代移動通信システム(2G)と第3世代移動通信システム(3G)の電波が全域カバーしているのをベースに、中国電信はさらに特定項目資金を投じて、南沙諸島の7つの島・礁に4G基地局8カ所を建設してきた。
15年10月15日から9カ月間、中国電信海南公司の作業員らが、極端な気候の影響や淡水や野菜が不足するという生活上の困難を克服。気温や湿度が高い過酷な環境の中、礁を守る将兵らと協力し、多くの人々の期待に応えて、4G基地局を無事完成させた。基地局は無事開通し、最適化テストもクリアしている。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年7月21日
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