軍事医学科学院野戦輸血研究所、全軍幹細胞・再生医学重点実験室の裴雪涛氏が率いるチームは10年間の取り組みを経て「人工血液」生成技術を開発し、さらに幹細胞技術によって「人工赤血球」を生成した。軍地(軍隊と地方・民間)衛生および薬品管理の権威ある機関の検査により、この「人工赤血球」のヘモグロビン量、酸素供給能力、浸透圧脆弱性といった指標は、正常な赤血球とほぼ一致した。これは幹細胞による、最も臨床応用に適した、体外生物科学技術の成果だ。細胞の増殖は10万倍以上に達することが可能で、これまでの技術水準を大きく上回り、量産化の重要な基礎を固める上で、幹細胞による「人工血液」生成の研究開発水準で、世界一流の仲間入りを果たした。人民日報海外版が伝えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年7月27日
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