中国政府がこのほど発表したタクシー改革案を実行するため、中国交通運輸部(省)は1日、「オンラインタクシー配車の運営サービス規範(意見募集稿)」を発表。オンライン配車の運営サービスや安全監督・管理に関する、詳細な規定設定を目指している。これは、法的拘束力のない推薦性の業界基準で、1ヶ月間、一般から意見を公募する。新華社が報じた。
意見募集稿は、オンラインタクシー配車に関して、ドライバー側は車両に「タクシー配車運輸証」、「タクシー配車ドライバー証」を常備しておかなければならないと初めて明文化している。また、車両も現地の公安部門が発行したナンバープレートや自動車検査証のほか、現地のタクシー業界管理当局が発行した運営証明書を取得していなければならない。
草案は、クレーム処理に対しても明確な指示を出しており、オンライン配車の経営者は、サービスの過程で発生した安全責任事故などに対して、先行補償責任を負わなければならず、いかなる形式でも、乗客やドライバーに運輸サービスのリスクを負わせてはならないとしている。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年8月3日
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