2016年8月16日  
 

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天津産のアニメ「一人之下the outcast」が日本でも人気に (2)

人民網日本語版 2016年08月16日07:56

「一人之下」の原作者・高安さん(ペンネーム:米二)

ストーリーは伝統文化に根ざすべき

どうしても避けられないのが、中国と日本のアニメの作風の比較だ。「一人之下」の原作者・高安さん(ペンネーム:米二)は取材に対して、「もちろん、日本のアニメの影響を受けている。でも、それは画風の面に関してだ。私に大きな影響を与えたのは、沙村広明、富樫義博、岸本斉史の3人。でも、最終的に画風の面で、岸本斉史の作風を取り入れているのはシンプルで一番簡単に描けるから」と率直に語ったものの、「ストーリーの点では本当に何の影響も受けていない。日本の漫画は好きだが、その世界観、価値観、人生観は好きではなく、受け入れられない部分さえある」とした。李総経理は、「アニメ産業が非常に発達している日本のアニメは、今ある全てのアニメの作風をカバーしていると言える。日本のアニメの画風の影響はとても大きく、どんなものを描いても日本のアニメにそれと似たものを見つけることができる。しかし、そのストーリーは自国の文化に根ざしていなければ、花を咲かせることはできない」との見方を示す。

徐静蕾の微博(ウェイボー)のスクリーンショット

「一人之下」の宣伝ポスターには、女優・徐静蕾(シュー・ジンレイ)の名前が「顧問」として書かれている。李総経理によると、「徐静蕾は単なる『顧問』ではなく、計画中の実写版映画のメガホンも握る予定」としたほか、「初め徐静蕾と連絡を取ったのはビジネスの面で協力してもらうためだったが、『一人之下』の全てのストーリーを見た彼女は非常に気に入り、実写版映画を製作することを決めた」と明かした。


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