2016年8月16日  
 

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天津産のアニメ「一人之下the outcast」が日本でも人気に (3)

人民網日本語版 2016年08月16日07:56

「一人之下」の原稿

「逆襲の第一歩」 天津には優秀なアニメ人材が豊富

多くの中国の80後(1980年代生まれ)や90後(1990年代生まれ)に、日本のアニメは大きな影響を与えている。今回、「一人之下」が日本でゴールデンタイムに放送され、他の国でも注目されるようになっているのは、多くのネットユーザーの目には、「中国アニメの華麗な逆襲」と映っているかもしれない。

そのような見方に関して、李総経理は、「逆襲できたというにはまだ早いが、逆襲の第一歩を踏み出したということは言えると思う。もし、日本や欧米のアニメ産業を空高くそびえる木に例えるなら、中国のアニメ産業はまだ小さな木にすぎない」と冷静に分析し、「だから、さらに多くの中国の傑作漫画やアニメを海外に進出させなければならない」と語っている。

実際には、天津のアニメ会社から大ヒットアニメが生まれたのは決して偶然ではない。李総経理は取材に対して、「天津にはアニメの良い土壌がある。現在、中国最大のアニメ拠点は、杭州と天津の2カ所。現在、中国のアニメの発展環境は『最も良い時代』にあると言える。大きな資金がこの産業に常に流れ込み、コピー版撲滅などの政策サポートもあり、今の環境は特に良い」との見方を示した。

取材の最後に李総経理は、「『一人之下』の海外進出は、単なるアニメ作品の輸出ではなく、文化の輸出でもある。『一人之下』には多くの中国の伝統文化が盛り込まれているので、ある意味、同作品は中国伝統文化の宣伝になっている。そのため、このような中国文化が詰まったアニメ作品がさらに大きな舞台へと羽ばたいて行くことを願っている」と語った。(編集KN)

「人民網日本語版」2016年8月16日


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