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アニメの祭典・広州蛍フェスタに延べ10万人 

日本の有名ジオラマアーティストが会場で実演【中日対訳】

人民網日本語版 2016年05月05日10:26

日本の有名なジオラマアーティスト・瀬川たかしさん。会場で完成させたばかりの日本の名刀を見せてくれた

メーデーの連休期間中、広東省広州市琶洲にある広州インターナショナルソーシングセンターで「第12回広州蛍フェスタ(広州蛍火虫動漫遊戯嘉年華/FIREFLY ACG FESTIVAL)」が開催された。このイベントは4月30日~5月2日の3日間開催され、延べ10万人が訪れた。大洋網が伝えた。

イベント会場は異常な盛り上がりを見せ、アニメソングのダンスコラボが次々繰り広げられたばかりでなく、1000人以上のコスプレイヤーたちが様々なアニメキャラに扮して一斉に登場し、会場はコスプレイヤーたちのカーニバルと化した。また数々のコスプレイヤーコンテストや舞台劇コンテストも会場で行われた。

特に注目を浴びたのが、会場で行われた日本の有名なプロのジオラマアーティスト・瀬川たかしさんによる日本の名刀模型の制作実演イベント。日本から招待された彼は、専用の工具を使って、日本から持ってきたプラスチック製の刀の刃を丹念に削り、まるで金属のような光沢を放つように仕上げた。また会場では彼が制作した日本の有名アニメキャラクターのフィギュアが10数点展示され、機動戦士ガンダムのジオラマなどは多くの熱心なファンに囲まれていた。スタッフによればこれらの材料は全て日本から運ばれたもので、瀬川さんは今年1月にも中国のアニメ祭に参加するため訪中し、今回で2度目の訪中だという。彼は2014年と2015年の全日本オラザク選手権で連続して銅賞を獲得している。

この他にもイベント主催者は日本から数名の有名アニメーターを招待し、会場で作画を実演。アニメーターが直接ディスプレイ上に特殊なペンで人物を描きだし着色すると、そのキャラクターがそばのスクリーンに映し出される。それぞれのアニメーターの周りには若いファンたちが集まり見守っていた。(編集TG)

「人民網日本語版」2016年5月5日

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