「射撃の名手姉妹」杜麗選手と易思玲選手「互いのプレッシャーを理解し合う」
8月6日、杜麗選手と易思玲選手はリオ五輪での金メダルを逃すと、互いにかたく抱き合った。互いの健闘を讃えるためでもあるが、試合のプレッシャーから解放されたという気持ちが大きい。
女子10メートルエアライフル競技は五輪において毎回金メダル争いになる試合だ。中国の五輪チャンピオンである杜麗選手と易思玲選手の2人は共に協力して戦いに挑んだが金メダルを掴み取ることができず、杜選手は207.0ポイントで銀、易選手は185.4ポイントで銅メダルを獲得した。
試合後、易選手がメディアの取材に対し、「私は杜麗姉さんと抱き合った時、お互いに分かり合えたという感覚に襲われた。彼女は2004年のアテネ五輪で金メダルを獲得、2008年の北京五輪でも同じく金メダルに輝いた。彼女は私が経験したプレッシャーをすでに経験してきている。なので彼女と抱き合った時、私は涙が溢れた」と語った。
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