◆カッピングを受ける頻度は?
広東省東莞市の中国医学病院の陳■氏(鍼灸科副主任、■は女へんに捷のつくり)は、取材に対し「カッピングの頻度と毎回の時間は、個人の体質と症状によって決まる。長ければ長いほど、頻繁であればあるほど良いというわけではない。一般的には頻繁に受けるべきではなく、前回の治療の痕が抜けないうちに再び治療を受ければ、その箇所の損傷が起きやすい。一般的には1日おき、週に2回ほどで、症状が和らげば良い。毎回の時間は5−10分ほどだ」と述べた。
◆色が濃い方が良い?
カッピングについては、痕の色が濃かったり、水疱ができるとその効果がより優れているという説がある。陳氏は「吸った後の色の濃さは、個人の体質や治療の時間と関係している。効果と単純に結びつけることはできない。痕の色が濃いほど、体内のうっ血が深刻であることを意味するが、治療の時間が長ければ、痕も濃くなる。しかし痕が薄い場合は、中国医学的な表現で言うと、人体内の生気と血液が不足していることを意味する。その場合は、まずきちんと休養をとり生気を養い、貧血を解消してからカッピングを受けることを勧める」と話した。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年8月17日
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