新学期が始まり、記者は成都市内の複数の小学校を訪れた。現場では小1クラスの担任のほとんどが、同じ問題に遭遇していることが分かった。それは、「クラスの児童の保護者が担任を探して、直接あるいは間接的に、子供の座席の希望を言ってくる」ということだ。成都商報が伝えた。
ほとんどの保護者の頭の中には、理想的な「黄金の座席」がある。この「黄金の座席」とは、「最前列を除いた、真ん中で前より」の位置だ。
果たして、その「黄金の座席」を確保できれば、子供は「秀才」になれるのだろうか?成華小学校5年の担当教師の蔡洪健さんは、「座席の位置と児童の成績とは、直接的な関係はない。親が理想的だと思う座席に子供が座ったからといって、子供の成績が突然良くなるなどあり得ない。また、子供の成績が、理想的な座席に座らなかったから低下するという可能性もない」と話した。
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