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おデブさんは「ベッド上段」利用不可! 体重に応じてベッド割り当てを行う大学

人民網日本語版 2016年09月06日10:13

「二段ベッドの梯子を上る自分の動作があまりにもみっともないので、同級生たちから笑われないだろうかと前からずっと心配していた。しかし、その心配も杞憂に終わり、ベッド下段で心安らかに寝ることができる。本当に気配りのある大学だ」―河海大学常州キャンパスの新入生、大学1年の張さんはこのように話した。彼はかなりおデブさんで、高校時代にもそのことでよく笑われていたという。今年、大学に入学後、BMI指数でベッドが割り当てられることが分かり、彼は無事ベッド下段に割り当てられた。揚子晩報が伝えた。

河海大学常州キャンパス学生コミュニティの担当教師の呂さんは、「本学は今年初めて、身長と体重から算出されるBMI指数によって寮のベッドを割り当てることにした。合理的なこの方法で、新入生のニーズを満たすのが狙いだ。キャンパス内の学生寮は、従来からの古い寮で、4人の学生が1つの部屋をシェアして、ベッドは部屋の片側に配置されている」と説明した。

これまでに割り当て作業を行った担当の教師からは、「太った学生やものすごく長身の学生が2段ベッドの上段に割り当てられると、本人にとってベッドの上り降りが不便かつ安全上の問題に関わることもある。そのほかにも、夜中にトイレに行くときに、大きな動きでベッド下段のルームメイトが眼を覚ましてしまい、ベッド上下の二人の間でケンカになることもあった」という指摘が上がった。そこで、大学側は学生募集の際に、新入生全員に身長・体重をはじめとする各種データを記入してもらい、これらの情報に基づき、国際的に通用するBMI指数を採用してベッドの割り当てを行うことにした。BMI指数が28以上または身長185センチ以上の学生は全員、安全上の問題を解消し、寮内でのもめ事を避けるため、ベッド下段を使ってもらう。当然、新入生が2段ベッドの上段を使いたいと学校側に申請した時は、寮のルームメイトと相談の上、調整することができる。それぞれの学生に配慮した行き届いたシステムとなっている。(編集KM)

「人民網日本語版」2016年9月5日

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