2016年9月20日  
 

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宮崎県の日中友好活動写真展開幕 来住氏「中日両国民の協力で戦争反対を!」 (2)

人民網日本語版 2016年09月20日09:24

訪問団のメンバーに写真を見せながら当時の出来事について説明する来住新平氏。

美穂子さんらの故郷である宮崎県では、来住氏らが筆頭となり、日中友好活動が少しずつ発展して来た。美穂子さんが救出された詳しい過程をはっきりさせるため、来住氏は井■や平山などを22回訪問して実地調査を進め、宮崎県と聶氏の故郷である重慶市江津区の友好提携を推進してきた。井■洪河漕村には記念館が設立され、一方の日本では、沙飛研究会が発足し、沙飛写真巡回展も開催された。宮崎県は今や日中友好活動が最も活発な地域の一つとなっている。

その他、宮崎県にある三菱の槇峰鉱山で強制労働を強いられていた中国人労働者の日本政府や財閥を相手にした訴訟をサポートし、日本の世界征服の野心を反省・批判する「八紘一宇」の塔を考える会、いわゆる「治安維持法」に違反したとされた犠牲者の日本政府を相手にした訴訟などをサポートする活動も宮崎県で活発に展開されている。今回の写真展は、宮崎県で30年以上にわたって行われて来た日中友好活動の生き生きとした記録でもある。

日中友好活動に20年以上力を入れている来住氏は、「以前、同じような写真展が開催されたこともあったが、テーマが一つだけの写真展ばかりだった。一方、今回はテーマが5つ。写真展を通して、若者と触れ合うことができ、若者に対する教育という点で大きな意義がある。今回大学を選んだのもそういった理由があったからだ。若者には、歴史を忘れずに、日本友好団体と協力して日中友好事業を続けてもらいたい」と語った。


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