挨拶する大王製紙の岡崎邦弘代表取締役専務
岡崎代表取締役専務は挨拶の中で、「渡辺さんの家族は、渡辺さんの多くの偉大な作品を日本だけでなく、世界に向けてPRすることを望んでいる。しかし、文化業務は当社本来の業務ではなく、十分なサポートをすることができなかった。文学館をもっと発展させるため、渡辺さんの家族や関係者と譲渡について話し合ってきた。そして、渡辺さんの作品は中国の読者にも愛されているほか、青島出版集団は渡辺さんの作品を出版・販売している企業で、我々との交渉を非常に喜んで了承してくれた。近年、文学館の来館者のうち、中国人を主とする外国人が大幅に増加している。青島出版集団が渡辺さんの作品を世界にPRしてくれると信じている」と語った。
挨拶する在日本中国大使館の陳諍・文化参事官
在日本中国大使館の陳諍・文化参事官は挨拶の中で、「渡辺さんは中国でも多くのファンを抱えている。今回、文学館の売却が行われたことは非常に有意義なことで、渡辺さんの作品を中国でもっと広く宣伝できるほか、文学館の内容が今後、一層豊富になっていくと信じている。来年は日中国交正常化45周年を迎え、今回はそれに向けて良いムードを作ってくれた。当館は今後も、このようなウィンウィンの結果をもたらす文化交流活動をサポートしていく」と語った。
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn