挨拶する渡辺さんの次女・渡辺直子さん
渡辺淳一文学館は、北海道札幌市中央区の中島公園近くにあり、敷地面積は622.22平方メートル。地上3階、地下1階で、総建築面積は約1320平方メートル。1998年に開館し、大王製紙が所有していた。館内には、渡辺さんの全ての作品や受賞した賞、生原稿、創作メモ、書き直し原稿、取材時の写真、メモなどが展示されている。渡辺淳一文学館が有名なもう一つの理由は、建物が日本建築界の第一人者で、世界で活躍している安藤忠雄氏が設計したからだ。渡辺さんは生前、安藤氏と親友の仲だった。
譲渡セレモニーの前、安藤氏は、「渡辺淳一文学館の運営会社が青島出版集団に変わったことをお祝いする。文学館が新たに生まれ変わることができ、とてもうれしく思っている。同館が文学を中心とした日中文化交流の新たなランドマークになることを願っている」とお祝いのメッセージを寄せた。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年9月21日
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