2016年10月13日  
 

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「中国標準」を次々打ち出す各国の観光業界 (2)

人民網日本語版 2016年10月13日14:30

異国情緒に中国スタイルのおもてなし

ビザの優遇政策だけでなく、思いやりにあふれた「中国スタイルのサービス」も観光客に好評だ。

ヒルトンアジア太平洋エリアの高級副総裁兼ビジネス総監のベン・ジョージ氏は中国人宿泊客向けに特別に設定された「ヒルトン歓迎プラン」には各ルームにジャスミンティーのほか、中国語標準語のテレビチャンネル、客室用のスリッパなどが常備されており、各ホテルには中国語を話すことができるスタッフを配備していると紹介している。

南開大学旅行・サービス学院の陳准教授によると、ロシア観光営業販売センターはこのほど「友好中国」プロジェクトを打ち出し、その会員企業は中国観光客に中国語のウェブサイト、中国語サービススタッフ、中国語ガイド、中国スタイルのブレックファースト、銀聯カード支払い、無料Wi-Fi、お湯やティーカップサービスを提供するということだ。陳准教授は「これらのサービスは、一つには、彼らのサービス意識や職業精神、『顧客志向』の経営理念を体現している。またもう一方で、中国人観光客市場の大いなる価値がこれらの国に中国人の文化と消費習慣をより理解させることを促しており、中国のために変えていこうという動きの表れだといえる」としている。

さらに陳准教授は「出国するすべての中国人観光客は中国という国を背負って出国することになる。中国の総合的な国力の向上と国際影響力が増したことが中国人パスポートの最高の裏書となっているのだ。中国人観光客一人一人は中国という国のイメージと中国文化の代弁者として、目的地の国々のおもてなしに対し、礼儀正しく応じるべきであり、他国の文化や風習を尊重し、国民同士の付き合いから国同士の交わりを促進していくべきだ」との見方を示した。(編集TG)

「人民網日本語版」2016年10月13日


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