日本は深刻な高齢化問題を抱えている国だ。このほど、新しい介護システム「デイケアセンター」が徐々に日本の介護サービスの主流となっている。
毎日朝と夕方に東京の至る場所で、老人を送迎する専用車両を見かける。星野さん(85)は、定年後、子供たちと暮らしていた。子供の負担を軽減するため、また自分が安心できるコミュニティで晩年を過ごすために、5年前より「日中はデイケアセンターへ行き、夜は自宅へ帰る」という日々をおくっている。日中はデイケアセンターで食事やおしゃべり、新聞を読むほか、専門のケアスタッフによる身体検査や、フィジカルトレーニング等のサービスを受ける。夜は帰宅し、子供達と団欒を楽しむのだそうだ。
日本では、7割以上の老人が自宅での介護を選択している。しかし、家族だけで十分なケアをするのはとても困難だ。そのためこのようにコミュニティに近い形で、住居をリノベーションした、小規模で様々なサービスを受けることができる「デイケアセンター」ができ、今では日本の老人の介護のシステムの主流となっている。(編集TK)
「人民網日本語版」2016年10月13日
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