宇宙実験室「天宮2号」、ペイロードが「初戦」に勝利

中国科学院が17日に発表した情報によると、空間応用システムペイロードは9月15日に宇宙実験室「天宮2号」と共に宇宙に打ち上げられた後、電源投入時自己診断テスト（POST）、軌道上の初期状態の設定、初歩的な機能試験を実施した。現在まで典型的エリアの画像と科学実験データを手にしている。科技日報が伝えた。

天宮2号ペイロードの開発部門、科学研究・応用の関連部門は1ヶ月に渡り、得られた試験データを初歩的に分析した。それによると、各種ペイロードと軌道上支援装置が正常に稼働しており、安定的な性能を示し、良好なコンディションとなっている。データの取得・伝送・受信・事前処理が正常に行われており、今後の軌道上の試験と試験的応用に向け基礎を固めた。情報によると、空間応用システムペイロードは来年4月に軌道上の試験を終え、5月に試験的応用段階に入るということだ。（編集YF）

「人民網日本語版」2016年10月18日