国家公務員採用試験申込者、過去最多の見込み (3)

資料写真：合肥工業大学の試験会場にて。整列して会場に入る受験生たち（2015年11月29日撮影）。

○倍率1万倍は中国民主同盟中央弁公庁のポスト

国家公務員採用試験では、毎年、「最も競争率が高いポスト」が世間の注目を集めている。2017年度国家公務員採用試験で倍率が最も高いポストは、中国民主同盟中央弁公庁の「接待処主任科員およびそれ以下のポスト」だった。同ポストの倍率は、24日午後5時30分の時点で、9837倍に上った。

この「1万人に1人」という倍率は、2013年度国家公務員採用試験での最高倍率9411倍を上回るもので、過去最高記録を塗り替えた。

このほか、中国民主同盟中央委員会のポストも、今回の国家公務員採用試験で激しい倍率となった。同部門の採用予定者数6人に対し、受験者は1万2245人に上り、平均倍率は2040倍に達した。人気が高いポストが中国民主同盟中央委員会に集中していることから、同部門の平均倍率がぐんと高まった。（編集KM）

「人民網日本語版」2016年10月25日