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杭州にも三軒家万智が!? 「家売るオンナ」のストーリーが現実に (3)

人民網日本語版 2016年11月07日08:14

クライアントにぴったりの物件に的を絞って勧める

「家売るオンナ」のストーリー:

医者の夫婦が3LDKの新築一戸建て物件を探しにやって来た。予算は1億円。しかし、三軒家はその夫婦は普段忙しくて、まだ幼い息子と一緒に過ごす時間がほとんどないことに気づく。そこで、病院に近く、坂の上にあるマンションの1LDKの部屋を勧める。そして、この家なら、息子さんはベランダから両親が働いている場所を見ることができ、大声で叫ぶと、声が届く範囲であるため、安心感を抱けると説得する。

杭州で実際にあったストーリー:

昨年、ある女性が「我愛我家」で働いていた呉偉妹さんのもとに来て、「家を買いたい。予算は約300万元(約4500万円)」と告げた。そこで、呉さんは約130平方メートルの日本風の内装が施されたマンションを紹介した。非常に清潔感漂う物件で、内装に使われた材料も全て高級品。値段は約360万元(約5400万円)だ。しかし、その女性は値段が予算を超えていたのを知って、すぐに断った。

それでも、呉さんはあきらめず、▽女性の両親が住んでいる集合住宅内にあり、この家を買えば両親とよく会うことができ、子供の世話をしてもらいやすくなる▽内装したてのきれいな状態であるため、そのまま住むことができ、内装にかかる費用やそれにかかる時間を節約できる。内装には約40万元(約600万円)かかり、そう考えると予算とほぼ同じ---と詳しく説明して説得した。

それを聞いたその女性は、まずその物件を見てみることに同意。すると、入ってすぐに、内装を見て気に入り、購入を即決したという。しかし、呉さんは冷静に対応し、「衝動買いしてはいけない。家族の人にも見てもらってはどうか」と勧め、その後家族も見に来てとても満足してくれたという。その物件の前オーナーもそれを聞いて、すぐに値段を下げてくれ、結局345万元(約5175万円)で契約が成立した。

呉さんの経験から学べること:

売り手、買い手両方の心をつかみ、注意を促すべき時はしっかり注意を促し、助けるべきところでは手を差し伸べる。(編集KN)

「人民網日本語版」2016年11月7日


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