11月3日は、中国の宇宙飛行士たちが天宮2号入りしてから第16日目にあたる。同時に中国郵政宇宙郵便局が正式に開局してから5周年の節目を迎える日でもある。宇宙飛行士の景海鵬氏と陳冬氏は宇宙の状況を伝達するため、初めてビデオ通話を使用して一般向けに宇宙郵便局が実際に行っている地上と宇宙間の郵便業務を公開した。
同日午後3時、宇宙飛行士たちは、軌道にて9万通以上の手紙の受信に成功した。これまでにも、40万通以上の手紙がスキャン後に、電子データの形で宇宙にいる宇宙飛行士のもとへと直接届けられていた。この50万通以上の手紙は「手紙に自分の夢を託し、宇宙から自分に送られる手紙」をテーマとしたイベントで中国全土の青少年たちから寄せられたもので、「神舟11号」の帰還後に、実際の手紙の形式で宇宙郵便局から記載された宛先へと届けられる。ビデオ通話中、2名の宇宙飛行士は宇宙郵便局の封筒や切手などを見せたり、手紙に消印を押したり、何通かの公開可能な手紙をその場で朗読したりしていた。(編集TK)
「人民網日本語版」2016年11月7日
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