ICPO次期総裁に孟宏偉氏を選出

外交部（外務省）の陸慷報道官は10日の定例記者会見で、国際刑事警察機構(ICPO)の次期総裁に公安部（公安省）の孟宏偉副部長（次官）が選出されたことに祝意を表するとともに、国際犯罪の取締りにおけるICPO各加盟国との協力を深化すると表明した。

インドネシア・バリ島で10日に開かれたICPO第85回全体大会で、孟氏が高得票で任期4年の次期総裁に選出された。

陸報道官は「長年にわたり、中国とICPO各加盟国の法執行交流・協力は日増しに緊密化し、実り豊かな成果を得てきた。中国側はICPOの発揮する重要な役割を非常に重視しており、世界の法執行・安全協力推進の面で一層の責任を担い、一層の貢献をしたいと考えている」と表明。

「ICPO総裁選への出馬という中国側の決定に、数多くの加盟国が前向きに応じた。中国側はこれに謝意を表する。中国側は引き続きICPOの活動を全力で支持し、国際犯罪の取締りにおいて各加盟国と協力を深化し続け、共に世界各国の繁栄と発展のために良い安全環境を築く」と述べた。（編集NA）

「人民網日本語版」2016年11月11日