2016年11月25日  
 

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アジア太平洋発展の「航路図」となった「中国の案」 (2)

人民網日本語版 2016年11月25日16:04

包摂的発展の推進面では、APECは実際の行動によって「持続可能な開発のための2030アジェンダ」を実行に移した。今回のAPEC会議が打ち出した「持続可能な開発のための2030アジェンダ」実行のための「APEC教育戦略」「食糧安全保障と質の高い成長を強化する農村・都市発展戦略フレームワーク」などの文書はいずれも、G20が「持続可能な開発のための2030アジェンダ」実行行動計画に盛り込んだ重要な措置だ。アジア太平洋地域はこれによって「持続可能な開発のための2030アジェンダ」実行の「モデルルーム」となることが望める。

アジア太平洋地域は世界経済の最も重要なプレートであり、最も発展の活力を備える地域でもある。中国とアジア新興国の経済規模は世界経済全体の63%を占め、貿易規模は約世界全体の半分を占め、2015年の経済成長速度は世界平均を60%上回っており、世界経済成長のメインエンジンであると言える。世界経済の行方を占う鍵はアジア太平洋にある。

今回のAPEC会議の成果は、「中国の案」がすでにアジア太平洋の経済貿易の「航路図」となったことを十分に示している。APEC首脳会議の「宣言」は習主席の談話の精神を十分に受け入れており、改めて「中国の案」のアピール力を裏付け、世界の問題における中国の影響力を示した。世界で経済規模が最大で、最も発展の活力を備える地域であるアジア太平洋地域は、「中国の案」を通じてリーダーシップを発揮し、力強い調整行動を取り、世界経済の回復に新たな原動力を注ぎ、世界経済の成長に新たな航路を切り開く。(編集NA)

「人民網日本語版」2016年11月25日


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