北京地下鉄の自動改札システム(AFC)の「脳」にあたるシステムの交換作業がほぼ完了した。北京市交通委員会が4日に発表した情報によると、北京市レール交通指揮センターが新たな「脳」向けに開発したプログラムは、数十社の設備に匹敵するという。北京日報が伝えた。
北京地下鉄は来年より、スマート外出の変革を開始する。市民は試験期間内に、ネットで地下鉄の切符を購入し、さらには携帯電話をかざすことで地下鉄に乗車できるようになる。
北京の路線バスで今年の年末より、全国共通の交通一■通(■は上と下が上下に組み合わさった字、公共交通カード)を使用できるようになる。各地の市民はこのカードを所有すれば、各都市で路線バスに乗車できる。北京が率先してコネクティビティを実現するのは、天津・河北地区だ。このカードを持つ市民は、現地の交通優遇策を受けられる。
北京地下鉄も来年末には全国共通交通カードの使用開始予定。
国家発展改革委員会、中国交通運輸部(省)が共同印刷・配布した、交通のネット化・利便化の推進、スマート交通の発展の促進に関する実施案によると、全国重点都市は2018年までに全国共通交通カードのコネクティビティを実現することになる。
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