検索大手・百度の張亜勤総裁は、「スマートプラス」は「インターネットプラス」の延長線上にあり、3600業界のビジネスモデルと競争の法則を再構築することになるだろうと表明した。百度はクラウドプラットフォームを開放し、クラウドコンピューティング、ビッグデータ、人工知能、伝統的な医療業界を結びつける百度医療大脳を構築し、インターネット医療プラットフォームの革命的なアップグレードを推進する。新華網が伝えた。
百度の呉恩達・首席科学者は、「人工知能は3年から5年先には、医療分野で重要な力を発揮するようになるだろう。人工知能により医師はより効率的に患者にサービスを提供できるようになる。百度医療大脳は病院、医師、患者を支援し、医療と協力し人工知能時代を切り開く」と表明した。
「百度医療大脳」は大量の医療データ、専門文書の収集と分析により、人工知能化された製品のデザインを行う。医師の問診フローをシミュレートし、ユーザーと交流する。ユーザーの症状に基づき、生じうる問題を指摘し、検証を繰り返すことで、最終的に提案する。この過程において患者の病状の供述を収集・総括・分類・整理することで、医師により多くの可能性を与える。現場の医師の問診を補助する。
つまり百度医療大脳は初歩的な問診を行い、医師の代わりに患者の症状に関する情報を集めることができる。医師はこの情報に基づき集中的な診断を行い、提案する。医師の時間を節約し、問診の効率を高める。これには百度大脳の自然言語理解能力が用いられ、権威ある医療文献、医療・問診の過程など大量の文書を閲覧する必要がある。
医療は百度が最も重視する専門分野の一つだ。百度の李政・医療事業部総経理は「当社の技術力により、百度医療は情報技術業界、医療業界全体のよりスムーズな前進をけん引し、スマートプラス医療の新時代を切り開くだろう」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年10月12日
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