外交部(外務省)の耿爽報道官は13日の定例記者会見で「中国側は『中国のWTO加盟議定書』第15条の義務履行の問題において少数のWTO加盟国が言葉を濁し、責任逃れを企てていることに不満を表明し、自らの合法的権益を断固として守る」と述べた。
【記者】中国のWTO加盟から今年で15年になるが、一部の西側国は中国は市場経済国ではないとし、中国側はこれについて訴訟を起こした。これについてコメントは。
【耿報道官】いわゆる「市場経済国」と「中国のWTO加盟議定書」第15条という国際的義務の履行は異なる概念だ。一部の者は両者を混淆することで、自らの責任を逃れようとしている。
「中国のWTO加盟議定書」第15条に基づき、今年12月11日までにWTO加盟国は対中反ダンピング調査実施時に「代替国」手法の使用を全面的に停止する。WTO加盟国はこの面で担う国際的義務を履行する必要がある。
中国側はすでに「代替国」手法の停止を約束し、議定書第15条の義務を期日通りに履行したWTO加盟国を称賛する。同時に、第15条の義務履行の問題において言葉を濁し、責任逃れをしようとする一部の国のやり方に不満を表明する。中国側はすでにWTOの枠組下で訴訟を起こした。自らの合法的権益を断固として守る。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年12月14日
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