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外交部、モンゴルがダライ訪問事件から教訓をくみ取るよう望む

人民網日本語版 2016年12月22日13:05

外交部(外務省)の華春瑩報道官は21日の定例記者会見で、「モンゴルがダライ・ラマの訪問事件から真に教訓をくみ取り、関連の約束を堅く守り、中国・モンゴル関係の改善を推進するために努力することを希望する」と述べた。

報道によると、モンゴルのムンフオリギル外相がこのほどメディアの取材に、「ダライ・ラマ14世のモンゴル訪問はモンゴル・中国関係の発展にマイナス影響を与えており、モンゴル政府はこれを遺憾に思う。モンゴルは一つの中国の政策を断固支持し、今後はダライ・ラマのモンゴル訪問を招致するようなことはない。現政権の任期中、ダライ・ラマが宗教ルートを通じてモンゴルを再び訪問することはあり得ない」と述べた。

華報道官は、「中国はモンゴル外相がダライ・ラマの同国訪問の問題で明確な態度表明をしたことを重視する。チベット問題は中国の主権と領土の一体性に関わり、中国の核心的利益にも関わる。中国のチベット問題における立場は揺るぎなく明確だ」と述べた。

また華報道官は、「モンゴルが今回の事件から真に教訓をくみ取り、中国の核心的利益を着実に尊重し、関連の約束を堅く守り、中国・モンゴル関係の改善を推進するために努力することを希望する」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2016年12月22日

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