外交部(外務省)ウェブサイトによると、華春瑩報道官は27日の定例記者会見で「中国外交は全面的開拓進取という良好な局面を呈している。これは一貫して平和共存五原則を基礎に世界各国と友好関係を発展させてきたおかげだ」と表明した。
【記者】最近中国外交が重大な成果を相次いで得ているのをわれわれは目にしている。中国とノルウェーは両国関係の正常化を実現し、モンゴルはダライ(ダライ・ラマ14世)のこそこそとした訪問をもう認めないと約束し、サントメ・プリンシペは台湾との「断交」を発表し、昨日中国と正式に国交を回復した。ブルームバーグ社は、中国外交は「ハットトリック」を演じたと報じた。中国は強大な経済力を戦略的武器に注目すべき外交的成果を挙げたと報じる米メディアもある。これについてコメントは。
【華報道官】まず、こうしたメディアが中国外交に非常に注目し、十分に認めていることに感謝したい。経済力では中国は最大の発展途上国であり、まだ最も強大でないのは明らかだ。だが中国外交は確かに全面的開拓進取という良好な局面を呈している。これは主にわれわれが一貫して平和共存五原則を基礎に、相互尊重、平等、協力・ウィンウィンの精神を堅持して、世界各国と友好関係を発展させてきたおかげだ。同時に、中国には自らの核心的利益をしっかりと守る意志と能力もある。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年12月28日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn