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「十三五」全民読書計画を発表

人民網日本語版 2016年12月29日10:29

中国国家新聞出版広電総局は27日、社会に向けて「『十三五』時期における全民読書発展計画」を発表した。同計画では「十三五(第13次五カ年計画:2016-2020年)」期間中、関連機関や個人が各レベルにおいて立ち上げた「十三五」全民読書促進協会を集結し、全民読書推進活動を展開していくとしている。また2020年までに全国全ての省・区・市と、半数の地級市(都市部と周辺農村部で構成される行政単位)で全民読書促進協会を立ち上げることとしている。新華網が伝えた。

同計画によると、「十三五」期間中、中国は重点テーマ出版物3000点を打ち出していく計画で、これら出版物には重大出版プロジェクト、優れたオリジナル文芸作品、未成年向けの出版物、少数民族の言語による出版物、古典籍、辞書、社会科学・自然科学関連出版物、自然科学・工程技術出版物などの分野が含まれる。

また、同計画では「十三五」期間中に政府がこれらのサービスを購入する形で、全国の都市部に出稼ぎに来ている人々や辺境の少数民族エリアなどを対象に定期的に国家新聞出版広電総局が推薦する各種優良図書や新聞を提供する。2016年の対象人数は1000万人となっており、2020年には5000万人が対象となる計画だ。

さらに同計画は「十三五」期間中に国家レベルの公共デジタル化図書の推進と、優れた図書コンテンツのデジタル化配信、モバイル図書デジタル化配信を行うプラットフォームを3~4つ構築する計画で、各図書館、農村の書店といったエンドユーザーとネットワークでつなぎ、読者にデジタル化された読書サービスを提供する計画だ。(編集TG)

「人民網日本語版」2016年12月28日

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