就職サイト・智聯招聘がこのほど発表した2016年冬季の北京における雇用側の需要とホワイトカラーの供給に関する報告によると、北京地域の16年冬季の就職シーズンに、企業の提示した平均月収は税引き前で9835元(1元は約16.8円)に達し、全国の主要34都市の中でトップだった。また税引き前月収が8千元以上になるポストが全体の46.2%を占めた。「法制晩報」が27日に伝えた。
具体的にみると、専門的サービス・コンサルティング(会計、法律、人的資源などに関する)の平均月収が最高で1万4607元、次が賃貸サービスで1万2976元、3番目は多元的経営で1万2400元だった。
専門的サービス・コンサルティング(会計、法律、人的資源などに関する)はその専門性の高さから、産業全体の中で高所得水準を維持した。賃貸サービスは一般的に規模が小さく、サービス類産業の中で所得水準が高かった。多元的経営はさまざまな産業に関わり合いがあり、リスク対抗力が比較的強いため、所得も高い水準になった。
報告によれば、北京地域の求人で示された月収の上位10産業は、平均月収の絶対値がいずれも1万元を超え、インターネット関連産業が多くを占めた。インターネット・通信販産業、オンラインゲーム、コンピューターハードウェアなどだ。
また北京地区の16年冬季就職戦線で最も争いが激しかった職種は、ソフトウェア・インターネット開発・システム集積、アート・デザイン、IT(情報技術)の品質管理・テスト・配置管理だった。
北京地域の競争指数番付の上位5産業のうち、1~4位はネット関連で、オンラインゲーム産業の競争指数が最も高かった。2位はインターネット・通信販産業、3位はコンピューソフトウェア、4位はITサービス(システム・データ・メンテナンス)。通信・通信キャリア産業と付加価値サービス産業が5位に並んだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年12月29日
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