複数の企業の研究報告で指摘されるのは、中国人の海外旅行では自由旅行の占める割合が高いことだ。旅行予約サイト・■(虫へんに馬)蜂窩がこのほど発表した「グローバル自由旅行報告2016年」では、15年の中国の海外自由旅行者数は7313万人に迫り、海外旅行者全体の62.5%を占めたという。
東北証券が27日に発表した研究報告では、「中期的にみて、自由旅行と団体旅行との割合は6対4くらいの水準を安定的に保つとみられるが、長期的にみれば自由旅行が大きな流れであり、海外旅行の主流になる。ただ海外旅行には言葉の問題や文化のカベという特殊な制約があり、増加するためには一定の育成期間も必要だ」と指摘された
海外旅行の経験が豊富な秘さんは取材に答える中で、「一般的な状況では、初めて海外旅行に出かける人のほとんどが団体ツアーに参加する。知っている土地を再訪するとか、海外旅行の経験があるとかいう場合は、自由旅行を選ぶ確率が高い。これも自由旅行の割合が上昇する原因だ」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年12月30日
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