▽経済構造を最適化、新業態が次々登場、国民生活の利便性が向上
中国経済は規模が増加すると同時に、「質の向上」も達成した。何主任は記者会見で、「新業態が勢いよく発展し、たとえば滴滴出行の配車サービス、シェア自転車、またECや電子情報の発展と結びついた業態が次々に現れた」と述べた。
何主任によると、「このたびの国慶節(建国記念日、10月1日)連休期間には、大勢の人が海外を旅行した時に不便さを感じた。中国では携帯電話で決済、チケットの予約、ホテルの予約、レストランの予約ができるが、海外では携帯での決済が中国ほど円滑に行えないからだ。こうした側面からもわかるように、新業態の発展が国民の生活をすこぶる便利にし、暮らしの質も水準も向上させた」という。
だが構造調整、成長源の転換は中国経済に課題ももたらした。張副主任は投資の増加ペース鈍化についての質問に対し、「投資の増加ペースが鈍化したことは中国のインフラがますます整っていることと関係がある」と指摘した。
だが投資構造の改善という点に注目する必要もある。張副主任は、「中国の投資構造はよく改善され、不得意分野で力をつけ、特にハイテク産業で高速発展を達成した。第19回党大会の報告では、(宇宙ステーションの)天宮、(潜水調査船の)蛟竜、大型旅客機など次々に登場する科学技術成果が列挙され、一連の技術的難関を絶えず突破してきたことが紹介された」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年10月23日
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