朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験について、外交部(外務省)の耿爽報道官が29日の定例記者会見で質問に答えた。
【記者】朝鮮中央通信は、朝鮮が本日未明、ICBM「火星15型」の発射実験に成功したと発表した。これについてコメントは。
【耿報道官】朝鮮による弾道ミサイル技術を用いた発射活動について、国連安保理決議には明確な規定がある。中国側は朝鮮側の発射活動に、重大な懸念と反対を表明する。中国側は朝鮮側に対して、安保理決議を遵守し、朝鮮半島の緊張を激化させる行動を止めるよう強く促す。これと同時に、関係各国が慎重に事を運び、地域の平和と安定を共同で維持することを望む。
【記者】中国側に対朝制裁拡大の意思または準備はあるか。
【耿報道官】第1に、中国側は一貫して国連安保理の対朝決議を全面的、正確、真剣、厳格に執行し、尽くすべき国際義務を履行してきた。第2に、われわれは引き続き朝鮮半島の非核化実現、対話・交渉推進、地域の平和・安定維持に寄与する原則に基づき、問題を処理する。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年11月30日
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