AI(人工知能)白書が1日、北京で発表された。同白書は、世界のAI支出が2020年に2758億元(1元は約17.05円)に達すると予想した。中国のAI支出は325億元に達し、世界全体の約12%を占める見通しという。中国新聞網が伝えた。
米市場調査会社「International Data Corporation」(IDC)中国総裁の霍錦潔氏は1日、「世界の思想の盛典――AIと人類文明」大会で同白書を発表した。
AI技術のモバイルインターネット、IoT(モノのインターネット)、自動運転などの分野での応用促進に伴い、AI産業の規模が高度成長を維持している。国務院は今年7月に通達した「次世代AI発展計画」の中で、中国のAI全体技術及び応用は2020年までに、世界先進水準に達するとした。2030年までにAI理論・技術・応用の全体が世界トップ水準に達し、世界主要AI革新センターになるとした。
同白書は、世界のAI支出は2020年に2758億元に達すると予想した。中国政府及び資本市場はAIを高く重視し投資を継続することから、中国のAIが飛躍的に発展すると見られている。また、中国のAI支出は2020年に325億元に達し、世界全体の約12%を占める見通しだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年12月4日
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