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西昌衛星発射センター、27年間で32回の打ち上げを代行

人民網日本語版 2017年12月19日14:43

西昌衛星発射センターは11日未明、「長征3号乙」ロケットを使い通信衛星「アルジェリア1号」を打ち上げた。科技日報が伝えた。

同衛星はアルジェリアにとって初の通信衛星であり、両国の宇宙事業における初の協力プロジェクトでもある。しかし同衛星は西昌衛星発射センターが請け負う数多くの衛星打ち上げ代行任務の一つで、中国宇宙事業の対外開放の一つの縮図に過ぎない。

1990年4月7日、「アジア1号」が打ち上げられた。これにより中国宇宙事業の世界進出の扉が開かれた。海外メディアは「中国のこの打ち上げ成功の意義は、当時の原爆実験に絶対に引けを取らない」と伝えた。

通信衛星「ナイジェリア1号」や「ラオス1号」、「ベラルーシ通信衛星1号」など、同センターは国際市場で「長征ロケット+米国衛星」や「長征ロケット+欧州衛星」、「長征ロケット+中国衛星」といった組み合わせで、15ヶ国・地域の32回の打ち上げを代行した。中国宇宙事業の対外協力は現在、五大陸に足跡を残している。

同センターは2004年、打ち上げの成功率を高め、世界との対話の場を築くため、中国宇宙打ち上げ分野で品質管理体制を率先して導入・構築した。同センターは2006年9月、中国で初のISO9001認証に合格した宇宙発射センターになった。2010年にはさらにISO統合審査(環境、品質、労働安全)に合格した。

同センターの張学宇主任によると、同センターの打ち上げ成功率は92.6%に達し、142日間で9回打ち上げという高密度記録を樹立し、1997年より81連続成功という世界の宇宙事業の奇跡を創出しているということだ。(編集YF)

「人民網日本語版」2017年12月19日

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