中国科学院化学研究所の研究チームはこのほど、ハニカム状ナノ構造の開発に成功した。これによって製造する柔軟性灰チタン石太陽電池には優れた耐屈曲性があり、各種ウェアラブルデバイスに広く応用できる。新華社が伝えた。
柔軟性ウェアラブルデバイスは、未来の電子デバイス発展の重要方向であり、電源はその重要な構成部分となる。電源は現在、ウェアラブルデバイスの屋外での使用、大面積接着、安全性を大きく損ねる。
同研究所グリーン印刷院重点実験室の宋延林研究員が率いる研究チームは、ナノ組立―印刷方法によりハニカム状ナノ構造を作った。これを力学緩衝層及び光共振器とすることで、柔軟性灰チタン石太陽電池の光電変換効率と力学的安定性を大幅に高めることができる。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年12月19日
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