中国政府の許可を受け、第1回国連世界地理情報大会が来年11月、浙江省徳清市で開催されることになった。国連が主催し、国家測絵地理信息局(国家測量地理情報局)、浙江省人民政府が共催する。新華社が伝えた。
国連の劉振民副事務総長は、「大会は世界測量地理情報分野の最新の進展を示し、未来の発展の流れを展望し、『持続可能な開発のための2030アジェンダ』の実行を地理情報で支える措置を検討し、各国及び世界が直面している課題に共同対応することを提案する」とした。
インターネットやナビゲーション、位置サービス、スマート都市、人工知能(AI)などの科学技術が近年急台頭し、地理情報技術はまさに日進月歩となっている。そのため国連は2011年に世界地理情報管理専門家委員会を設立し、世界測量地理情報分野の最高クラスの政府間協議枠組みを構築した。各国に地理情報分野の交流・協力の高クラスの場を提供し、発展途上国の地理情報管理能力の建設を強化し、世界地理情報管理の調和的発展を促進するのがその目的だ。
また中国では近年、測量地理情報事業が急成長し、経済・社会の発展、生態文明の建設などに力強い保障サービスを提供している。同時に中国の測量地理情報はかつてないほど世界の同業界の中心に近づいている。これらを背景とし、国連統計局は今年6月に正式に、第1回国連世界地理情報大会の開催を中国政府に打診した。これをうけ、国務院は8月に中国での開催を許可した。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年12月27日
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