北京市交通委員会の責任者は先日、交通渋滞に関するラジオ番組に出演した際に、「北京は自動運転技術の普及に取り組み、道路の改築を行い、自動運転車の走行に適する道路の整備をともに推進する。初の自動運転試験専用道路が、亦荘で敷設される予定だ」と話した。北京日報が伝えた。
同責任者は「試験車両の路上走行の前提条件は、道路交通安全の保障だ。自動運転技術を普及させるため、北京市は道路の改築を行い、自動運転車の走行に適した道路の整備をともに推進する。道路の改築に際しては自動運転車を考慮し、信号、標識、線などを変えることで、自動運転車が識別しやすくする。1本目となる自動運転車試験専用道路は亦荘で敷設される。主に自動運転車が道路と協力するモデルを研究する。また高精度地図のモデルも研究中だ」と述べた。
この新規定に基づくと、試験車両は路上試験前に、専門の試験場内で関連基準に基づき試験・審査を行い、かつ審査結果が専門家によって認められる必要がある。試験車両は指定区間・時間内で試験を行う。交通管理部門は第1期となる自動運転が可能な試験道路を認可する。試験車両が試験期間中に交通事故もしくは交通違反を起こした場合、試験で乗車していた運転手がその責任者となる。市公安・交通管理部門は現行の道路交通安全法の規定に基づき処理し、かつ運転手が法的責任を負う。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年1月5日
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