中国の極地観測船「雪竜号」は4日、中山基地における荷卸作業を終えた。合計で約453トンの物資を届け終えた後、中山基地外側の流氷エリアを出発した。新華社が伝えた。
雪竜号は先月28日から荷卸を開始し、「雪鷹12」と命名される「Ka-32」型ヘリによる32回の飛行で、中山基地に約453トンの物資を届けた。これには越冬隊員に必要な食料と用品、基地に必要な燃料、鉄筋構造の建築材料などが含まれる。
中山基地で400日間以上生活した第33回科学観測隊越冬隊員は、雪竜号と共に基地を離れた。第34回南極科学観測隊中山基地長の崔鵬恵氏が率いる越冬隊員18人が、引き続き南極で1年以上勤務し、南極の気象・オーロラ・動物などの観測と研究を実施する。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年1月5日
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