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中国商用機が南極に初到達

人民網日本語版 2017年12月18日14:17

中国の航空機が16日夜、南極大陸狼牙空港の2500メートルの滑走路に着陸し、中国商用機の南極大陸初到達を実現した。環球網が伝えた。

同機は海航集団が提供し、中国人の乗客22人を乗せていた。同機は香港を出発し、約15時間の飛行を経て南ア・ケープタウンで補給し、さらに5時間半の飛行で南極の氷雪滑走路に着陸した。調整後、乗客は引き続きDHC-6 ツイン・オッターに搭乗し、5−6時間の飛行をへて南極点に到達した。

訪南極中国人観光客数は、米国に次ぐ世界2位となっている。しかし業界内では、今回の南極飛行はまだ模索の段階に留まるとされている。南極は特殊地帯であり、中国から南極に飛ぶ場合は多くの国を経由することになる。これにより国際領空、国家領土などの問題が生じる。また極地観光市場は近年注目されるようになってきたが、航空機による南極旅行はかなり高額になってしまうためだ。全体的に見ると、多くの企業が南極観光市場に焦点を合わせているが、すべての航空会社もしくは旅行会社が高い収益を手にできるわけではない。南極旅行商品が消費者から認められるかについては、今後の経過を見守る必要がある。

情報によると、南極旅行に最も適した時期は毎年の11月から翌年2月までの間。極地旅行が近年徐々に注目を集めるようになっており、南極で珍しい体験をしようとする中国人が増えている。2016年の訪南極中国人観光客数は、世界2位の延べ3944人に達している。(編集YF)

「人民網日本語版」2017年12月18日

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