2019年に開かれる北京国際園芸博覧会(北京世園会)植物館の建設プランが10日、北京で発表された。北京世園会の四大メイン会場のひとつである植物館は、完成後、600種以上の希少植物が世界各地から集められ、来場者の眼を楽しませてくれる計画となっている。新華社が伝えた。
世界世園会では、植物館と中国館、国際館、生活体験館という4つのメイン会場が設けられ、その建築面積が約1万平方キロメートルに及ぶ植物館は、万科集団と北京世園投資発展有限責任公司が共同で投資・建設する。
植物館は3階建ての建物となり、1階部分は熱帯植物温室。館内には5大展示ゾーンと12ヶ所の鑑賞スポットが設けられ、その占有面積は約3千平方メートルとなっている。600種以上の希少植物を展示し、マングローブや熱帯降雨林、ワラビ類、シュロ、多肉植物、食虫植物、コケ類など各種植物が、来場者のために見事な「植物王国」を作り上げる計画だ。
また、館内には環境に優しい多機能情報ホールが設けられ、会期中は、マングローブや植物科学図などのテーマ展示が行われる。来場者は、屋上の展望台まで登り、北京世園会の素晴らしい景色を楽しむこともできる。
北京世園会は2019年4月、北京市延慶区で開催予定となっており、来場者は、数多くの屋外園芸展示ゾーンや館内施設で、世界各地のユニークな1千種以上の植物を鑑賞できる。2017年12月の時点で、ロシアとドイツ、韓国、インドなど50以上の国家・国際機関の出展が確定している。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年1月11日
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