旅行予約サイト・携程旅遊が29日に発表した「2018年春節国内旅行価格指数報告」によると、今年の春節(旧正月、今年は2月16日)連休期間の国内観光客一人あたりの消費額は3500元(1元は約17.2円)を超える見込みで、3人家族が1回旅行すると費用は1万元を超えることになる。超デラックスツアー、ショッピングのない旅行そのものを楽しむツアー、プライベートツアー、オーダーメイド旅行などがネットでよく売れているという。「北京日報」が伝えた。
人気旅行先をみると、今年の春節も昨年に続いて三亜、北京、厦門(アモイ)の人気が高く、広州と昆明がその後に続き、上海、哈爾濱(ハルビン)、桂林なども人気で、場所を選ぶ観光客は多い。
価格をみると、今年の春節国内観光客の一人あたり平均消費額は3500元を超え、前月比で25%増加する見込みで、一部の人気路線では昨年の春節よりもやや増加するとみられる。人気旅行先のうち、東北地方の長春と哈爾濱が平均消費額の1位と3位になり、島嶼で一番人気のある三亜が6千元を超えて2位になった。
注目されるのは、雪の降る郊外や地方の価格が上昇するどころか低下したことで、平均消費額は昨年に比べて14%低下し、低下率が最も大きな旅行先になった。海口の平均消費額は増加せず、上海、長沙、昆明、厦門などの増加率は軒並み10%以下にとどまり、こうしたデータは春節に出かけようとする観光客の参考になるものといえる。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年1月30日
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