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杭州のホワイトカラー、北京・上海に続いて高い給与望む

【中日対訳】

人民網日本語版 2018年03月22日10:09

情報サイト「58同城」がこのほど発表した「中国若年ホワイトカラー就業報告」によると、物価の上昇や生活の質への追求などの影響を受け、数多くの都市では、給与に対するホワイトカラーの要求が高まり続けている。勤続年数3年以下の若いホワイトカラーが会社に対して求める月給額は平均6320元(1元は約16.8円)、勤続年数3年から5年のホワイトカラーは平均1万1660元。ホワイトカラーが望む給与額が最も高い上位4都市は、上海、北京、深セン、杭州だった。北京日報が伝えた。

勤続年数が長くなるにつれて、若年ホワイトカラーの業務能力とスキルは高まり続け、職場での競争力もアップし、それに応じたより高い給与を得ることが可能となる状況が、統計データから見て取ることができる。

地域別に見ると、若年ホワイトカラーが期待する給与平均額が高いトップ10都市のうち、上海での求職者が期待する給与額平均が最も高く、月給9911元だった。上海に続く第2位は北京(9875元)、第3位は深セン(9386元)、第4位は杭州(9343元)。第5位以下は、順に、広州、武漢、長沙、鄭州、成都、重慶だった。アナリストは、「杭州はここ数年の経済発展に伴い、特にインターネット経済が台頭し、交通・輸送・不動産といった各業界に活力をもたらした。また、杭州は高所得者の採用を加速させている。これらの要因全てが、杭州における全体的な給与レベルの上昇をもたらしている」と指摘している。

人材市場における若年ホワイトカラーの需要供給の活発さから見ると、成都は新一線都市で首位、全体で第4位と、一線都市の上海を上回った点は注目に値する。成都はこれまで、人材分野で大学生の就職に対する奨励措置を講じてきた。ハイレベル人材を対象に月額最高3千元の住宅補助金を給付、また、特定項目資金1億6千万元を調達して企業従業員の専門技能の向上を奨励している。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年3月22日

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