国際サッカー連盟(FIFA)は26日、2026年ワールドカップ(W杯)招致を目指すモロッコと、3ヶ国共催を目指す米国、カナダ、メキシコの2候補が提出した立候補ブック(開催提案書)を公表した。開催地は6月13日のFIFA総会で決定する。新華社が報じた。
18年と22年のW杯の招致プロセスに対して厳しい疑問の目が注がれたため、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は同日の声明で、26年のW杯招致プロセスについて、「公正かつ客観性」を強調した。
インファンティーノ会長は、「FIFAは、26年W杯の開催を目指しているなか、公正かつ客観性、そして透明性に基づき招致活動を行う」と述べた。
モロッコは、最大の都市・カサブランカのスタジアムを含めた計12都市の14スタジアムを試合会場候補として開催提案書に記載した。一方、3ヶ国共催を目指す米国、カナダ、メキシコは、計16都市のスタジアムを候補地とした。6月13日の総会前に、FIFAの技術評価委員が候補都市の視察を行う。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年3月29日
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