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外交部、米側の誤った手法を国際社会は強く懸念

人民網日本語版 2018年04月10日10:49
外交部、米側の誤った手法を国際社会は強く懸念

外交部(外務省)の耿爽報道官は9日の定例記者会見で、外部の一致して注目する中米経済・貿易摩擦問題について「米側の措置は中国側の利益を損なうだけでなく、他の国々の利益も損なう。米側の誤った手法を国際社会は強く懸念し、一致して憂慮している」と表明した。

【記者】各国の首脳や国連事務総長など国際組織のトップが中国を訪問し、ボアオ・アジアフォーラムに出席したことにわれわれは注意を払っている。彼らは中国側指導者との会談で、自由貿易体制を維持し、貿易と投資の自由化及び円滑化を促進する必要性などを表明した。外部が中米経済・貿易摩擦の激化に一致して注目する中、こうした会談は外部にどのようなメッセージを発したか。

【耿報道官】現在、各者は共に中米経済・貿易関係に強く注目している。これは中米両国だけでなく、ある意味においてみなの事でもあるからだ。国際ルールを遵守すべきか否か、多角的体制を維持するべきか否か、経済のグローバル化を推進すべきか否かという重大な原則的問題に関わるからだ。

米側の最近の一連の言行、特に貿易制裁措置は、本質的に一国主義の多国間主義への挑戦、保護主義の自由貿易への対抗だ。米側の措置は中国をターゲットにするのみならず、他の国々もターゲットにしており、中国側の利益を損なうだけでなく、他の国々の利益も損なう。

関係国の首脳と国際組織のトップの中国側との会談における立場と姿勢は、国際社会の識者が一国主義、保護主義は方法ではなく、国際協力、多国間協調こそが活路であり、ルールを基礎とする国際秩序を遵守すべきであるとの考えで一致していることを明らかに表明している。米側の誤った手法を国際社会は強く懸念し、一致して憂慮している。(編集NA)

「人民網日本語版」2018年4月10日

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