次に、中国の製造業の発展ロードマップ「メイド・イン・チャイナ2025」などに焦点を絞り、ハイエンド製造業の分野で、他の国に問題が出るようにしている。ハイエンド製造業、例えば、航空・宇宙、人工知能、新エネルギー自動車などの分野で、米国は最先端技術を誇り、世界を牽引している。そして、巨大な利益を得ており、米国は他の国にその利益を分配することを望んでいない。
中国マクロ経済研究院産業経済・技術経済研究所の黄漢権所長は、「中国の産業体系に打撃を与えようとする米国のもくろみは成功しないだろう。なぜなら、中国の産業の規模、科学技術の実力、体制の優位性が、中国の産業が安定して継続的に高度化する後ろ盾となっているから」と指摘する。
張センター長は、「米国の間違った貿易政策は共倒れしかもたらさない。どの措置も、大きな代価を払うことになる。追加関税措置は、貿易障壁を高くし、貿易コストの上昇につながる。また、世界のサプライチェーンやバリューチェーンを乱し、世界経済の発展に一層大きな悪影響を及ぼすだろう」と指摘する。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年4月10日
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