現代社会において、SNSは人々の時間の多くを占有しており、なかにはすっかり虜になってしまい、抜け出せなくなってしまった人もいる。以下に紹介する3タイプの人が、特にSNSの虜になりやすいことが、米国の新しい研究から明らかになった。あなたも当てはまるかどうか、早速チェックしてみよう。生命時報が伝えた。
米ニューヨーク州立大学ビンガムトン校の研究チームは、大学生300人を対象に、そのパーソナリティの特徴と日常的に利用しているSNSの使用頻度に関する比較分析を行った。「パーソナリティの主要五因子(通称ビッグファイブ)」理論では、人間のもつパーソナリティを、神経質・開放性・調和性・外向性・誠実性という5つの要素に分けている。研究から、このうち3要素(神経質・誠実性・調和性)とSNS依存との間に相関関係があることが判明した。
研究チームは、次の通り分析している。
「神経質な人は、心理的ストレスと焦燥レベルが比較的高く、マイナス感情から逃避するために、最もSNSの世界の虜になりやすく、自分をコントロールしにくい。また、真実性や調和性という要素を持った人は、友好的かつ同情的な心で他者と接し、ある程度の自己コントロール力があるが、あまりにも友好的で責任感が強いために、意識的にSNSを利用して、友情やキャリア発展を維持しようとする。やや驚くべきことに、これら以外の2タイプの人(開放性・外向性)は、SNS依存とまったく無関係だった」。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年4月11日
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